令和4年度 市民活動応援講座「支援者のためのセルフケア講座」~withコロナを踏まえて~開催報告(4/30実施)
2022.5.10
今年度初めての市民活動応援講座は、相談業務や支援活動を行っている団体の皆様へむけて、
支援のための支援活動を実践されている「NPO法人しえんのまなび舎」の高梨理事長をお迎えし、
支援者のセルフケアについて講座とワークショップをハイブリッドで開催しました。
コロナ禍の影響もあり、学業・子育て・生活・心身の疲労など様々な分野で困難を抱える方からの相談が急増し、
その結果、心身の健康を損ない支援活動の継続が困難になるというケースが散見されるようになりました。
そこで心を軽くする方法やリフレッシュするための方法を学んで、
元気を取り戻して相談業務や支援活動を行っていけるようにと企画しました。
NPO法人しえんのまなび舎は2017年10月設立、2019年12月にNPO法人格を取得、
様々な課題を持つ子どもたちの先生や支援者が自信を持って当事者と向き合える様にするための活動を精力的に行い、令和4年2月『平塚市みんなのまちづくり事例表彰 年間大賞』を受賞されました。
参加者の自己紹介の後、支援者のためのセルフケア講座を高梨さんご自身の経験を交えてお話しされました。
「まず自分を大切にすること、その姿を見せることが大事である」
そのために自分に合ったセルフケア方法を見つけて心を救って欲しいとのことでした。
後半は、呼吸法とハンドクリームを使ったハンドセラピーのマインドフルネスの方法を学びました。
参加者は「良い香り!」「実際にやってみると短時間でも身体が温かくなり、リラックス出来た」「自分に合ったセルフケアを身に付けたい」と笑顔を見せていらっしゃいました。
早速自分の団体に取り入れたいと団体交流も円滑に進みました。
「心と頭は一緒」いっぱいになってしまったら人の話は聞けないとのこと、
そのため耳・口・鼻(呼吸法)・手・目の五感を揺さぶるセルフケアは有効ですよと、
いつでもどこでも出来る仕事の前のマインドフルネスをお勧めされました。
参加のみなさんには高梨さんの著書(電子書籍)をプレゼント頂き、歓喜の中講座は終了。
高梨代表のお人柄と豊かな経験からくるお話とセルフマッサージで明るく楽しい講座となりました。
「セルフケアで支援する人も支援される人も幸せになれる」という言葉が心に残りました。
参加者:5団体8名(内Zoom参加3名)
2022年5月10日記