サントリー世界愛鳥基金2023年度募集(締切 2022/9/30)
2022.8.31
公益信託サントリー世界愛鳥基金
サントリーは創業90周年記念活動の一環として愛鳥活動の一層の充実を図るため、1989年に公益信託「サントリー世界愛鳥基金」を創設しました。これは、野鳥保護を通じて地球環境保全を推進するため、国内外の鳥類保護活動の活動資金を助成するものです。
■応募受付期間
2022年9月1日(木)~9月30日(金)当日消印有効
➀「水辺の大型鳥類保護部門」
当部門は、「今日、鳥たちの身に起きていることは、明日は人間の問題になるかもしれない」という、基金設定趣旨でもある理念に鑑み、水と人とが共存する生態系の再生を目指し、そのシンボルとして、誰もが知っている大型の鳥類でありながら、現在では殆ど見ることのできないコウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息環境の整備等の活動で、当基金の助成がその後の継続的活動の突破口となるような助成を行ないます。
■助成対象
・コウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息地域となる水田、湿原などの整備などを行う団体。但し、地元自治体、他の鳥類保護団体と連携し、活動エリアに確たる拠点を確立している、または確率できる団体を対象とします。
・活動の中心が地方公共団体である場合は、他の民間活動団体との協議会等を設立した上での申請を原則とします。
■助成の使途
当部門はコウノトリ・トキ・ツル等の保護・生息環境の整備・確立に対する助成であり、日常活動に要する備品ではなく、環境整備や大型の設備等に対する助成を基本とします。
・コウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息環境整備に必要な機材、設備等の費用
・コウノトリ・トキ・ツル等の保護、生息環境整備に必要な活動費用(餌代、環境の整備・維持に要する費用等)
■助成金額・助成期間
1件あたり1000万円程度
助成金使用期間は原則として1年(毎年4月~翌年3月)とし、使用期間終了後1ヶ月以内(4月末まで)に活動報告書および会計報告書を代表受託者に提出いただきます。
当部門は、コウノトリ・トキ・ツル等の保護・生息環境の整備・確立を目的とするため、ある程度の期間連続して申請することも可とします。
但し、助成金申請は1年単位としますので、連続助成を希望する場合は、毎年申請し、審査を受ける必要があります。複数年度の連続助成を保証するものではありません。
②鳥類保護団体への活動助成部門
鳥類保護団体の鳥類保護活動に対して助成を行うことを通じて、地球環境保全に貢献することを目的とします。
■助成対象
助成金の支給対象となる団体は、自然環境の保全のため野生動植物の保護・繁殖に関する業務を行なうことを主たる目的とする法人または任意団体としますが、各都道府県の鳥類保護担当部署または環境省地方環境事務所等より推薦を受けることができる程度の活動を期待するものです。
また、2022年度も、海外の活動団体が行う鳥類保護活動について、支援の輪をいっそう広げるために、日本国内の活動団体を通じた申請を条件に受付を行います。
■助成金の使途
・助成金の使途は、原則として助成対象となる鳥類保護活動に直接必要な費用とします。活動団体の経常運営費(人件費、賃料等)は対象となりません。
- ・グローバル募集スキーム申請の場合は、国内の代理申請団体に対する事務代行費(申請書の翻訳、活動の実績把握と活動報告書の翻訳などにかかる費用、必要に応じて旅費交通費宿泊費など)についても、運営員会での議論を踏まえ、一定額を認めることとしますが、上限額は1助成金の40%以内と定めます。
■助成件数・金額
地域に根ざした鳥類保護活動に対して助成を行うことを通じて、地球環境保全に貢献することを目的とします。
■助成対象
助成金の支給対象は、鳥類の保護・観察活動を行なう小学校、中学校および高等学校のクラブ・委員会や子どもエコクラブ、又は自治会やボランティア団体等地域のグループとします。
(学校による応募はできませんので、ご注意下さい。)
■助成金の使途
助成金の使途は、助成対象となる鳥類保護・観察活動に伴う諸費用とします。
(複数年にまたがる一連の活動であっても、当基金の助成は原則1年分とします。助成対象の活動期間は、原則として2023年4月~2024年3月とします。)
■助成件数及び金額
1件当り20万円以内
本年度は、総額200万円(予定)の助成を行います。
詳しくは、公益信託サントリー世界愛鳥基金