持続可能な開発のための教育(ESD)に関する2019年ユネスコ/日本ESD賞の公募(締切2019/2/28)
2019.2.6
日本ユネスコ国際機関
■ 概要
(1)ESDとは
「ESDは学習者が、現在そして将来の世代のために環境保全、活力ある経済そして公正な社会を実現するため、文化多様性を尊重しつつ、情報に基づいた意思決定と責任ある行動をとるよう促すものです。これは生涯を通じた学習であり、また質の高い教育に欠かせないものです。ESDは総体的で変容をもたらす教育であり、学習内容やアウトカム、教育学(教授法)や学習環境を注視します。ESDの目的は、社会の変容によって達成されるのです。」(2014 年持続可能な開発のための教育(ESD)に関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)実施のためのユネスコロードマップより)
(2) ユネスコ/日本ESD賞の概要
この賞は、ESDに関するグローバル・アクション・プログラム(GAP)の枠組みの中で、ESD活動に取り組んでいる団体、学校又は個人について、ESDに関する特筆すべきプロジェクトに着目して表彰するものです。 ユネスコの第195回執行委員会(2014年)で創設が承認されたもので、ESDに関するユネスコ世界会議 閣僚級会合及び全体のとりまとめ会合(2014年11月10-12日 愛知県名古屋市)で、賞の創設が正式に発表されました。 日本政府の支援を得て、毎年3件の受賞者に各50,000USドルが贈られます。■ユネスコへの推薦 ユネスコ加盟国又はユネスコと公的な協力関係にあるNGOが、推薦案件をユネスコ事務局長に提出します。推薦は、候補者が行うESDに関する特定の事業に着目して行います。日本からは、毎年3件までユネスコに推薦することができます。なお、団体、個人によるユネスコ本部に対しての自薦は受け付けられません。■ 選考基準 ユネスコが選んだ世界5地域からの5名から成る審査会が以下の基準により審査を行い、ユネスコ事務局長が3件の受賞を決定します。 a. 変容 (transformation):ESDが持続可能な開発を支える変容をもたらす教育として行われており、個人及び社会の変化につながっていること。 b.統合(integration):持続可能な開発に関係する社会、経済、環境の三つの側面を統合的に取り扱っていること。 c.イノベーション (innovation):ESDに対するイノベーティブなアプローチを実証していること。 その他、以下の点が応募する際の必須要件となります。 |
■募集期間
2019年1月29日~2019年2月28日
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