10月のコミュ☆カフェ「どうなっているの?今どきの婚活事情」(10/30)開催報告
2019.11.7

ライフスタイルの変化とともに、結婚に対する考え方も大きく変化してきました。

結婚はあくまでも個人の選択肢の一つ、とはいえ親の心配はつきないもの。結婚だけが人生じゃないとつぶやく娘や息子たちと親の気持ちはどうやら少しすれ違っているようです。

 

当日(10月30日)は、市民活動団体、一般の方総勢9名に参加していただき、NPO法人湘南ウエディングサポートの長澤さんから、日頃の活動から見えてきたものや結婚に関する様々な情報をご提供いただきました。

はじめに長澤さんは「人生には3つの節目がある」それは①誕生 ②結婚 ③終焉の3つであると説明されました。

①と③は自分で決めることができない。②だけは自分自身で選んで決めることができる大事なターニングポイント。その大事なポイントは自分の意志でしっかりと見極めてほしいと話しました。

 

その後は、1950年代から現在までの初婚年齢の推移、未婚者に限定した「結婚したいか、したくないか」、結婚したくない人対象の理由、結婚相手に何を求めるか、生涯未婚率について、データを基に昔と今の違いを説明していただきました。会場からは次々に質問の手が挙がり、関心の深さがうかがえました。

 

親世代の「結婚には適齢期がある」といわれていた昔と今では社会事情が変わっています。男女雇用機会均等法などの法の整備が進み、一人でも生活できる環境が充実し不自由さを感じることは少なくなりました。初婚の平均年齢が30才を越えつつありますが、人生100年の時代到来といわれる昨今、30才では遅いという表現はそぐわないかもしれませんね。

 

会場は、活発な意見交換が進み、参加者同士或いは長澤さんに対する質問が飛び交い、あっという間の2時間でした。
長澤さんに話していただいた婚活イベントの裏話は、普段聞けないような内容でとても興味深かったです。

 

参加者の声を一部紹介します。

・参加者それぞれの考えをお聞きすることが出来たのでよかった。

・グラフから男女の意識の違いがわかったが、なんとなく納得できる内容だった。ある意見では、この年でもシングルなのは普通なのかなと思える数字を見て安心した。

・私のように婚活で悩んでいる親がいたことに安心しました。テレビなどで悩んでいる方が出ていますが、実際にお会いして話がきけてよかったです。サポート側の長澤様のお話も心に響きました。

・出会いの場に参加すること、まずは出会いが必要だと思った。

 

さて、次回12月のコミュ☆カフェは、12月11日(水)「若者まちづくりミーティング」を開催します。素敵な若者たちの活動をぜひ聞きにきてください。

お待ちしています!  ※HP トピックスを是非ご覧ください。