10月のコミュ☆カフェ~子ども食堂の課題とこれからの広がり~開催報告
2018.11.15

平成30年10月10日(水)19:00~21:00

ゲストに横内こども食堂の大谷様、みんなの食堂おおいそテーブルの九鬼様、そして横浜から満福こども食堂の飯野様をお招きして、貧困に悩む家庭の子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所づくりの工夫や継続できる運営の仕方などをお話していただきました。

  • 参加者数:市民活動団体12団体(19名)個人5名 計24名

子どもたちの貧困をなんとかしたいという思いから始まった「こども食堂」。地域や団体によって運営の方法や課題はそれぞれ違いますが、一様にみなさん楽しんで活動している様子が伝わってきました。

居場所づくり

本当に必要な子どもたちには情報が届きにくく、なかなか来店までにいたりません。特別ではない明るく楽しくみんなが集まる場であれば入りやすくなると考え、来店は誰でも受け入れています。そんな中で高齢者や孤食、子育て中の母子など、子ども以外にも居場所が必要な方がいることがわかってきました。

 

継続するために

なにより大切なことは継続。そのためには無理をせず、できる範囲の活動をしています。支援してくださる方へは毎回の報告書やお礼のお手紙、電話も欠かしません。実際に始めて、食材の提供やボランティアなど多くの方からの支援に触れ、善意の協力に感動したそうです。また、仲間と一緒に、メニューを考えたり用意をしたり、自分たちも活動を楽しんでいるとみなさん笑顔で話されていました。

 

願いは

地域に子ども食堂が増えれば、子どもだけではなく必要な方たちの居場所がもっと増えます。月に1回が2回、3回、そして毎週へと繋がってほしいとの願いはみなさん共通しているようでした。

 

参加者からのアンケートより

「地域によって必要なことが違い、運営に特色があることがわかった」「情報をもらえてよかった」「実践している方々の具体的なお話を伺えて良かった」との感想をいただきました。