12月のコミュ☆カフェ「若者まちづくりミーティング」(12/11)開催報告
2019.12.16

地域の課題は多種多様です。ましてや人口減少社会を迎えた今、今後益々複雑化していくことが想像されます。そのような中、地域の課題を何とかしたいと立ち上がる若者の行動力は、目を見張るものがあります。

昨年に続いて開催する第2回「若者まちづくりミーティング」では、ゲストに浅井美咲さん (平塚学園高校3年生) 、袴田咲織さん、加藤美紀さん (神奈川大学経営学部3年生)、神谷精さん (平塚地区BBS会H26・27理事 関東BBS理事会メンバー)の4名をお迎えして実施しました。

浅井さんは「SDGs」を知った時から、これを自分自身の課題と受け止め、学校内はもとより県外・都内での普及啓発に取り組み、SNSでも発信しています。高校2年時にはミャンマーに短期留学、企業の社会貢献によって設立された小学校の開校式に参加するなど国際レベルでの社会貢献に強い関心を持たれています。大学受験前の多忙な時期にプレゼン資料を作り参加者の皆さんにご自分の思いをしっかりと伝えてくださいました。

 

袴田さんと加藤さんは、大学の授業を通して「平塚あきんど塾」の皆さんと出会い交流する中で、もう少し深く活動に関わりたいと山岡ゼミの門をたたきました。個人事業主いわゆる職人さんとのふれあいの中で、感動と尊敬の念が芽生えたそうです。その後は県内各地の事業者さん、農家さんとのふれあいを通じて、将来は地域と事業者さんを繋げる人になりたいと話してくださいました。

 

神谷さんは、小学生のころからボランティア活動に参加していたことがきっかけで、大学生になった時にはごく自然にBBS会の会員になり、子どもの非行防止活動に取り組むことになったそうです。子どもと遊ぶことが何より楽しいと語る神谷さん。子どもと関わる仕事を選択しなかったのは、それを職業にしてしまうと「教える側と教えられる側」とに分かれてしまうから。子どもであっても対等な関係で遊べる人間でありたいと思いを話されました。

 

参加者との質疑応答も活発に行われ、時間が足りないほどでした。

参加者の声を抜粋してお知らせします。

・いきいきとプレゼンする姿に若者たちのパワーと未来を感じました。
・とても刺激を受けました。
・自分の世界を広げていく若者の姿、活動を続けている社会人の姿を見れて良かった。
・思っている以上に行動的で感受性が高いと感じた。
・発表はそれぞれみんなすばらしかった。内容も時間もちょうど良いと思う。意見交換や交流の時間がもう少しあれば、発表以外から得られるものが、もっと出てきたかな、と思った。(今回の意見交換内でも充分いろいろおもしろい話が聞けました!)

 

これからのまちづくりを考える時、若者の視点は外せません。若者が活動しやすいまちイコール持続可能なまちづくりへと繋がっていくのではないかと思います。ご参加いただいた皆さま、ご協力ありがとうございました。

次回のコミュ☆カフェは2月26日(水)を予定しています。内容が決まりましたら改めてHP等でご案内させていただきます。