防災座談会開催報告(9/30実施)
2023.11.21
2023年9月30日(土)14:00~16:30
講師:伊藤 朋子氏 (認定NPO法人かながわ311ネットワーク代表理事)
【参加者】25名(防災関連団体:5団体13名)
現在、平塚市では続々とマンションが建てられています。
災害時、マンションにはどのような被害が起こるのでしょうか。また、災害に備えてやっておくべきこととは何でしょうか。
今回の防災座談会は昨年度好評だった「マンション防災」をテーマに戸建てとマンションの違いや平時の心構えなどについて、認定NPO法人かながわ311ネットワークの伊藤さんにお話しいただきました。
*災害時にマンションに何が起こるのかを知る
*マンション防災と町内会防災の違いを知る
・神奈川県の地震の被害想定/今後平塚で大地震が起こる確率
・大規模地震発生時のマンションへの被害
・ライフラインの被害想定
・耐震対策/住宅避難時のポイント
・マンション防災の課題/住民にとっての防災の問題点
・管理組合/居住者の役割分担
・災害からの復興
休憩を挟み、後半は市内の防災関連団体の皆様に活動の近況や事例をご紹介いただきました。
活動事例紹介団体:平塚市社会福祉協議会、(公社)平塚青年会議所、女性防災クラブ平塚パワーズ、ひらつか災害ボランティアネットワーク、(公社)平塚中郡薬剤師会 防災部会
各団体の取り組みについては、11月発行の「ひらつかの風」でご紹介しています。
ご参加いただいた皆様からのアンケートからは
・マンション防災について考えるきっかけになった。
・マンションに住んだことがないので、今後もマンションにおける災害対策を学んでいきたい。
・地震以外の災害の時はどのような対応が必要なのかを知りたい。
・防災マニュアルの作成方法などの講習会を開催してほしい。
などのご感想をいただきました。
また、閉会後には顔合せや交流する様子が見られました。
伊藤さんによると、今後30年間で平塚市で大きな地震に遭遇する確率は、
震度5弱:99.9%
震度5強:93.2%
震度6弱:56.7%
震度6強:14.7% とのことです。
災害時、在宅避難が必要になったときに備えて、家具の固定や食材・物品の備蓄を心がけておきましょう。
センターでは引き続き、関係機関の皆様と災害連携を推進していきたいと思います。耳寄りな情報がありましたら、是非センターまでお寄せください。
記 2023年11月21日