平成31(2019)年度 ユネスコ活動費補助金(SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業)の公募(2019/3/1)
2019.2.15
文部科学省国際統括官付
■事業の趣旨
このたび、文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)では、ユネスコ活動に関する法律
(昭和27 年法律第207 号)第四条第一項及び第二項並びにユネスコ活動に関する法律
施行令(昭和 27 年政令第 212 号)第二条及び第三条の規定に基づき、公募を実施し、
国内の教育現場における持続可能な開発目標(SDGs)の達成の担い手を育む多様な
教育活動(ESD)を実施・支援する団体に対して、当該事業を実施するために必要とす
る経費への「ユネスコ活動費補助金」(SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業)によ
る補助を行います。
■補助対象事業
補助対象事業は、以下の(1)~(3)に分類します。
(1) カリキュラム等開発・実践: SDGs達成の視点を組み込んだカリキュラム、教材、
プロジェクト等の開発や教育実践を行い、その成果を広く発信する。
①SDGs達成の視点を組み込んだカリキュラム、教材、プロジェクト等の開発や実施、
及びその成果の全国的な発信。
②SDGsと地域課題解決・地方創生をテーマとする、民間企業と連携したプロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)。
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(2) 教師教育の推進: SDGs達成の中核的な担い手となる教師の資質・能力の向上
を図り、その成果を広く発信する。
①教育委員会や大学等と連携し、学校教師等を対象としたESD研修の実施、及
びその成果のフォローアップと発信。
②教育委員会が実施する教員養成課程学生や学校教師を対象とした中規模・大
規模研修を活用したESD研修の実施。
③教育委員会や教師養成機関(大学等)に対するESDの普及啓発、指導助言、
ネットワーク構築等。
(3) 教育(学習)効果の評価と普及: ESDによる教育(学習)効果や学習者の変容等
を測る評価手法を開発し、教育現場での実践(評価)を行い、その結果を発信する
とともに、開発した評価手法をモデル化・パッケージ化するなど汎用性を高め、教
育関係者へ広く普及する。
なお、実施にあたっては、ESDの基本的な考え方や我が国の推進枠組(「「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」実施計画」等)、ESDに関する国際的な動向(ユネスコを中心としたESDの推進やSDGsとの関係)、国内教育政策におけるESDの位置付け(新学習指導要領等)を理解していることを事業実施の前提とします。
また、事業活動の促進及び広範な成果普及を図るため、ESD活動支援センター(全国センター又は8つの地方センター)をはじめ地域内外の多様な関係者との連携・協力体制の構築が推奨されます。
■助成金総額:
1件あたりの上限額: 7,000,000円
■助成期間
2019年2月6日~2019年3月1日
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