令和2年度 森林・山村多面的機能発揮対策交付金(締切2020/7/31他)
2020.7.18

(一財)都市農山漁村交流活性化機構

森林・山村多面的機能発揮対策交付金は、地域住民や森林所有者等による「里山林の整備と利用」を直接的に支援する林野庁の交付金です。
交付金の対象となる「里山林」は、主に集落の近くに立地し、かつての農用林や薪炭林のように人々の暮らしと密接な関係をもつ森林であって、整備の遅れや放置などによる問題を抱えている森林です。
このような里山林の保全は、木材生産を主目的とする森林整備では対応できないことから、コミュニティの関心や活力の向上により対応することが重要です。
都市農山漁村交流活性化機構は、東京都、埼玉県及び神奈川県で本交付金の申請を希望する活動組織を募集します。

■対象団体

東京都、埼玉県及び神奈川県内の里山林で、地域住民が森林所有者、NPO 法人、民間団体等と一緒に森林の整備や利用を行う組織(3名以上で構成)。NPO法人等が単独で実施することも可能です。

■交付金の特徴

①対象となる活動は、面的な森林整備 … 森林整備とは、森林を育成するために行う植林、下刈り、木竹の除間伐等です。

②対象となる場所は、里山林(林業経営が成立しづらい森林) … 雑木林や竹林はもちろん人工林も対象になります。

③交付の期間は、原則として3年間 … 一度採択を受けたら原則3年間にわたって交付金が継続されます。(申請は年度毎に必要)

④全額を活動に要する人件費(日当)として使える … 活動に要する消耗品費(ヘルメット、ノコギリ、防護具等)、資機材費(チェンソーや刈払機等)、傷害保険の保険料等も対象

■一活動組織当たり500万円を上限

■申請締切   活動着手予定日の前々月の末日(必着)

詳しくは、(一財)都市農山漁村交流活性化機構