中央ろうきん助成制度“カナエルチカラ”(締切2020/10/31)
2020.9.16

中央労働金庫  ~生きるたのしみ、働くよろこび~

中央ろうきんは、働く仲間を応援する非営利・協同組織の福祉金融機関です。

「働く人の生活を守り向上させる」という使命のもと、労働組合・生協・市民活動団体などの非営利組織と連携した助け合いの金融機能によって、働く人が安心して暮らすことができる地域社会の実現に取り組んでいます。

いま、働き方の多様化が拡がり、これまでの労働観や働きがいの価値観は、大きく変化しています。その一方で、「働きづらさ」や「生きづらさ」を抱え、地域社会から孤立している人も少なくありません。働く/働きたい人が直面する様々な課題に対して、多様な働く場・機会の創出が期待されるとともに、働く人の根ざす地域が、人と人、人と資源など世代や分野を超えてつながり、豊かになることが求められています。本制度は、それらの様々な課題や顕在化していない問題などに対して、新たな自主事業の開発と創造に取り組む市民活動団体を支援・助成することを目的として、2019年9月に立ち上げました。

本助成のテーマは ~生きるたのしみ、働くよろこび~ です。
誰もが生きるたのしみと、働くよろこびを享受できる地域社会の創造に向けて、生活者・労働者の視点に立ち、参加や協力をベースとした、団体のユニークで新しい試みやチャレンジに注目し、応援します。
今年度も本テーマに貢献する事業・活動を公募し、助成を行ってまいります。

■対象活動

・新たな事業の立ち上げを応援します。
( 「新たな事業の立ち上げ」には、新型コロナウィルスの感染拡大で支障が生じている既存の事業・活動に新たな視点や切り口、要素や方法を加えたものも含めます。 )
・「生きるたのしみ」という面では、広く“ひと・まち・くらし”づくりに役立つ発想豊かな事業を想定しています。
・「働くよろこび」という面では、働く人が直面する、“疾病治療・介護・子育て等と仕事の両立”“働くことに困難を抱える若者や女性・高齢者の自立就労支援”など、多様な働く場・機会の創出に焦点を当てた事業を想定しています。
・特に、公的な補助や支援の対象とならない/なりにくい、自主的かつ先駆的な事業・活動を応援します。

■助成資格団体

民間の非営利団体で法人格を有すること。関東エリア 1 都7県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)を主たる活動の場とする団体であること。他

■助成内容  毎年の応募・選考を経て、最長で 3 年間助成。

助成1年目(上限 50 万円): 新たな事業を立ち上げるための助成です。
助成2年目(上限 50 万円):助成 1 年目で立ち上げた事業を定着させていくための助成です。
助成3年目(上限 100 万円):助成 1 年目・2 年目の 2 年間にわたって助成を受けた団体が、さらにその事業を拡大・展開させていくための助成です。(2021 年度募集開始)

■助成対象期間  2021 年 4 月 1 日~翌年 3 月 31 日の期間に行われる事業を助成の対象

■応募受付期間  10 月 1 日(木)~ 10 月 31 日(土)〔消印有効〕

詳しくは、中央労働金庫