新型コロナウイルス感染症:いのちとこころを守るSOS基金(締切2021/2/26)
2021.2.15
いのちとこころを守るSOS基金
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が蔓延してから1年が経過しようとしていますが、全国大都市圏を中心に11都府県で2度目の緊急事態宣言発出も行われ(1月26日現在)、また日に日に感染者数も増加するなど、いつ収束するのか兆しが見えない状態が続いています。そこで本基金では、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により大きな影響が懸念される”いのちとこころ”の領域を重視し、女性やこども・高齢者・障がい児者、外国人弱者など社会的弱者や経済困窮者、医療・介護従事者や感染経験者やその家族など、精神的負担・生活負担を抱える人々への支援や、課題解決に繋がる仕組みづくり等の一助となることを目的として、今まさに支援を必要とする分野への迅速な支援を行います。
■助成対象
日本における新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により負担を抱える人々への社会的支援に取り組む、各団体(個人を除く、任意団体や認定NPO法人、一般社団法人など)・事業者・医療機関などに対して、下記のような非営利の活動費用を助成します。(以下は一例)
短期・直接的な支援にかかる費用|
・オンライン相談やイベントなど、精神的疲弊に寄り添いケアする活動に関わる費用
・医療・介護従事者や感染経験者、その家族などへの差別解消啓発活動に関わる費用
・住まいを失った人々への一時宿泊用施設・シェルターの提供などに関わる運営費用
・電話相談・ホットライン対応、こども一時預かり保育所など増大する対応に関わる人件費
・弁当配布、こども食堂の実施など、食糧支援に関わる費用
長期的・継続的支援にかかる費用を行うための費用|
・オンライン相談窓口の開設など、医療機関、介護施設、障がい者施設、保育所、学校、放課後学童保育などにおける、オンラインツールの導入・開発に関わる費用
・医療ケア児など、配慮を必要とする当事者を受け入れるための物品購入・施設の改修費用
・withコロナ、アフターコロナを見据えた、長期的な居場所づくりに関わる費用
・こども食堂実施時の飲食店許可取得など、社会的支援の実施・継続に関わる許可申請・事務などにかかる事業費用
・その他、仕組みづくりなど、各団体・事業者・医療機関などが新型コロナウイルス感染症対応を実施する上で発生する費用
■助成対象期間 2021年1月から2021年12月末日
■助成額目安 1件あたり200万円程度~2,000万円程度
■申請受付期間 2月3日(水)〜2月26日(金)午後6時まで(24日間)
詳しくは、いのちとこころを守るSOS基金