お金をまわそう基金 助成先団体募集(締切 2022/2/28)
2022.1.6

(公財)お金をまわそう基金

日本で寄付文化をどんどん広めていけたら、どんなに素晴らしいことでしょうか。それが、お金をまわそう基金の設立目的と挑戦です。
世の中には素晴らしい理念のもと活動に勤しむ団体があります。その行動の先には豊かな世の中がイメージできます。そういった団体の活動を広く世に知ってもらい、そして広く個人・法人が支援できる仕組みを創りたい。そのような想いから「お金をまわそう基金」を設立しました。
多くの非営利活動法人は資金集めが非常に困難であるため、助成金や補助金、役員の借入金頼みになる傾向があります。原因としては、法人職員を雇うことができず組織運営や資金集めまでの業務をこなすことができないことや、助成金交付が期限付きのため短い期間での組織の基盤づくりが難しいことなどが考えられます。当財団では助成先団体の事業資金を集める以外にも、(特に個人寄付者からの)寄付集めのスキームや法人運営のアドバイス等の伴走支援を行うことで、助成先団体が自ら寄付を集め、事業が継続できる可能性を高めることを最大の目的としています。

■助成事業
お金をまわそう基金の事業は、NPO 法人などが実施する公益事業の活動資金への助成です。
助成といっても、あらかじめ決まった財源から助成をするのではなく、助成先団体として選考後に、支援者へ寄付を募り、寄付されたものすべてを助成金として助成先団体へお渡ししています。
利用料金や手数料はすべて無料です。

■セミナー・体験活動事業
お金をまわそう基金のセミナー・体験活動事業では、助成先団体と協力し、助成先団体が取り組んでいる社会課題や、それらの課題解決のための活動、また、寄付金がどのように使われたのかなど、事業の結果を支援者に理解していただけるような取り組みをしています。

■寄付の種類と助成割合
1:団体指定寄付
助成事業ごとに寄付を募ります。事業指定のあった寄付金は、指定された事業を行う団体へ100%助成します。(事業に対して必要な資金を超過した寄付金は特定資産とします)
2:分野指定寄付
助成申請時に該当する分野を決めます。属する分野に指定された寄付金の70%は、指定された分野の団体へ配分して助成し、残りの30%は特定資産とします。
3:特定資産
特定資産とは、分野指定寄付の30%と事業に対して必要な資金を超過した寄付金の合計です。
毎年、当法人の事業年度末日時点の評価額を求め、その評価額の10%を当法人の翌事業年度の分野ごとに属する助成先団体へ配分して助成します。

■対象分野

子ども分野(子どもに関連した事業)

スポーツ分野(スポーツに関連した事業)

文化・伝統技術分野(文化・伝統技術に関連した事業)

地域経済・地域社会分野(地域経済・地域社会に関連した事業)

■申請受付期間

2022年1月 17 日(月)から2022年2月 28 日(月)(当日提出分まで受付)

詳しくは、(公財)お金をまわそう基金