【休眠預金】新型コロナウイルス対応支援助成 「生活困窮世帯に対する緊急食料支援事業」(締切 2022/4/25)
2022.4.13

(一社)全国フードバンク推進協議会

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、新たな生活上の困難を抱える人々が増え、行政が対応困難な社会的課題が増えている一方で、こうした社会的課題解決に取り組む団体においては対面サービスやボランティアの確保や財源確保が困難になるなどの課題に直面しています。行政では対応困難な社会的課題の解決に向けた民間公益活動の停滞は、その対象者の生活や困難な状況に直面している地域社会のみならず、民間公益活動を担う団体の事業継続に大きな影響を与えています。
新型コロナウイルス感染拡大により深刻化する課題に対して、一般財団法人日本民間公益活動連携機構が、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」に基づく指定活用団体として、民間公益活動を行う団体に対して助成を行う資金分配団体の公募を実施した結果、一般社団法人全国フードバンク推進協議会が採択されました。実行団体の公募については、以下の要項に沿って実施します。

■助成方針

1)子ども及び若者の支援に係る活動
① 経済的困窮など、家庭内に課題を抱える子どもの支援
② 日常生活や成長に困難を抱える子どもと若者の育成支援
③ 社会的課題の解決を担う若者の能力開発支援
2)日常生活又は社会生活を営む上での困難を有する者の支援に係る活動
① 働くことが困難な人への支援
② 社会的孤立や差別の解消に向けた支援
3)地域社会における活力の低下その他の社会的に困難な状況に直面している地域の支援に係る活動
① 地域の働く場づくりや地域活性化などの課題解決に向けた取組の支援
② 安心・安全に暮らせるコミュニティづくりへの支援

■ 助成額・助成期間・対象地域

① 本助成による実行団体への助成総額は、総額 4,200 万円を目途とします。また、1実行団体あたりの助成額の上限は、600 万円とします。
② 助成期間(実行団体の事業実施期間)は、1 年間を超えないものとします。(最長で 2023 年 2 月 28 日までとなります)
③ 全国の各地域で行われる活動を対象とします。

■目的

新型コロナウイルス感染症の影響により全国的に増加する生活困窮世帯に対して、フードバンク団体が行政や社会福祉協議会、子ども食堂などと連携して実施する食料支援活動の地理的、数量的拡大を本事業の目的とします。

■概要
助成事業の実施に必要な有給スタッフの雇用など人員体制強化、食品取扱量増加に向けた倉庫スペースの拡充など、インフラを整備・強化するための助成を行います。

■助成対象団体
フードバンク、子ども食堂、フードパントリー等、食料支援を行う団体を助成対象とします。

■公募期間
2022年4月5日(火)から2022年4月25日(月)17時まで

詳しくは、(一社)全国フードバンク推進協議会