2023年度ファイザープログラム(締切 2023/6/30)
2023.5.25
(特非)市民社会創造ファンド
このプログラムは、ヘルスケアを重視した社会の実現に向けて、
「心とからだのヘルスケア」の領域で活躍する市民団体や患者団体・
障がい者団体による、「健やかなコミュニティづくり」の試みを支援
することを目的としています。
ここでの「ヘルスケア」とは、保健・医療・福祉・生活のみならず、
就労等の社会参加活動も含めて一体として捉え、一人ひとりの多様な
生き方を支え、心豊かな社会を実現する取り組みを意味しています。
また、「コミュニティ」とは、特定の地域社会はもちろんのこと、
共通の思いや立場による人々の集まりも含めて考えています。
「ヘルスケア」に関する「コミュニティ」をベースにした市民活動
や市民研究への支援を通じ、「あらゆる世代」にとってのより充実し
た生き方への一助になることを願っています。
なお、新型コロナウイルス感染症によって大きく傷ついた「健やか
なコミュニティ」が市民の力でいち早く回復することを願い、そのよ
うな取り組みも応援します。
■助成対象プロジェクト
助成の対象となるプロジェクトは「プログラムの趣旨」に合うものとしますが、特に下記の3点を重点課題として助成しています。また、「市民研究」への取り組みも期待しています。
(1) 当事者が主体となって、市民や専門家と協力して進める取り組み
患者団体や障がい者団体あるいはその他のヘルスケア上の課題をもつ当事者の団体が、広く市民の参加や協力を得ながら、当事者の充実した生き方を実現するための調査研究や実践活動
(2) 関係する団体等と連携し、ネットワークを強化し広げる取り組み
立場や得意分野を異にする複数の団体が、それぞれの特性を生かしながら連携してヘルスケア上の課題に取り組み、更にそのネットワークを強化したり広げたりするための調査研究や実践活動
(3) 現場の視点から新たな課題を発掘し、その解決を目指す取り組み
実践を通じて現場から見えてきた、一般にはほとんど認識されておらず公的な施策もない課題について、その実態を明らかにし、その解決の方策を検討し、解決を目指す調査研究や実践活動
以上の重点課題に限らず、新たな発想による独創的で試行性の強い取り組みは助成対象とします。
■助成対象団体
下記の要件を満たした団体に限ります(個人は対象となりません)。
① 民間の非営利団体であること(法人格の種類や有無を問わない)
② 市民や患者・障がい者が主体的に参加して活動する団体であること
③ 日本国内に活動拠点があり、原則として 2 年以上の活動や研究の実績があること
④ 目的や活動内容が特定の政治・宗教などに偏っておらず、反社会的勢力とは一切関わっていないこと
■応募期間
2023年6月12日(月)~6月30日(金)必着
詳しくは、(特非)市民社会創造ファンド